K2 College

【第282回】以前海外積立投資をされた方が、今回日本株資産と円資産を手仕舞いし、オフショア資産管理口座を開設し、外貨建てのオフショアファンドへ切り替えた事例です。【東京都 会社員 30代後半 男性】

こんにちは。河合です。


本日は今年ここまで好調だった日本株資産をこの機に利益確定し、その分を海外資産へ外貨建てに切り替えた事例をご紹介します。
米株に連れ高だった日本株も、黒田バズーカ(日銀の量的緩和策)が効かなくなった今、どこかで大きく下がりますから、同じように考えられてる方も多いことと思います。

※この方の過去の事例バックナンバーはこちら

くどいようですが、ご本人からは了解をいただいて、本人と特定できないことを前提にご紹介させていただいています。


【東京都 会社員 30代後半 男性】


日経平均株価も今年2万円の大台に一時的ですが乗り、ITバブル以来の高値となりました。



皆さんはこれほど景気が回復して成長軌道にあると実感されていますか?
私は正直全くありません。
海外に住んでいるので、日本の景気を肌で感じる機会は少なくなりましたが、たまに帰ってもそういったところは見えませんし、むしろ長いデフレで海外に比べると安くなりすぎた物価が、ここに来て世界的物価上昇と円安の影響でインフレになってるな、という感覚がある程度です。

けれど実際日本株は上がりました。
主な理由として考えられるのが、

1)日銀の量的緩和政策(黒田バズーカ)
2)東京オリンピック効果(2020年)
3)年金資金を日本株へシフト


ですね。
けれど、1)はもう効果がなくなったことが認められていますし(むしろ貨幣価値が下がったことによる悪いインフレが待っている)、2)は既に織り込み済み。
3)は今後も皆さんの大事な年金を勝手に日本株や海外インフラなどへの投資にあてがわれていきますが、日本人のお金で単に株価を釣り上げているだけですから、長期的投資において保有し続ける材料にはなりません(むしろみんなの将来の年金が心配です)。

ということで、この方も日本株資産を徐々に手仕舞い(利益確定)、以下の判断材料から長期的に投資できる4つのオフショアファンドへ投資することにされました。


<投資先希望>
・日本株以外の資産にしたい
・日本円以外の資産にしたい
・長期的に安定してリターンがあがるものにしたい

・可能な限りの複数対象への分散投資
・ヘッジファンドの組み込み
・コモディティ商品の組み込み
・期待値は、年8-10%のリターン


<投資先ポートフォリオ>
クレジットローンファンド : USD 50,000
(約600万円、年率平均リターン:13.13%、リスク:1.40%)
森林ファンド:USD 10,000
(約110万円、年率平均リターン:12.64%、リスク:5.40%)

英国介護不動産ファンド:USD 10,000
(約110万円、年率平均リターン:17.5%、リスク:1.74%)

英国学生寮ファンド:USD 10,000
(約100万円、年率平均リターン:7.69%、リスク:NA)



これでポートフォリオ全体の年率平均リターンが12.94%リスクが1.89%となっています。

今後は円安ドル高になるとの判断も正しいと思います。
110円/ドルを割ったタイミングで一気にドルにされました。

今回のオフショア資産管理口座のケイマン規制があったので、急ぎ実行されることになりましたが、たまたま1ヶ月規制執行が延びたことでタイミングが合って良かったです。

これは後日談ですが、この方が海外送金をする際に新生銀行を使われたそうです。
しかし一度受理された海外送金が後日電話で一方的に

「受理はしたものの、総合的判断で、送金はできない」

という意味不明な回答で海外送金ができなくなってしまいました。
当然納得できるわけもないのですが、これは三菱、みずほがここ何年か行っている海外送金規制と同じ流れだと思います。
海外で私がいつもネタにしている「日本ほんまでっか話」の一つです。。

結果的に、SMBC信託銀行Prestia(元CItibank)で送金をされたのですが、これがたまたまこの方のお勤め先が優待企業に入っていたそうで、以下のような特典が付いてきました。

特典1)口座維持手数料無料
特典2)国内ATM手数料無料
特典3)海外ATM引出し手数料無料
特典4)海外送金手数料無料
特典5)国内振込手数料割引
特典6)ICバンキングカード無料発行


すごい充実した特典ですよね。。
以前のCItibankの時からのサービスのようで、会社名が変わった今も維持されているそうです。
優待企業リストは公表されていませんが、どうも海外とのビジネスの多い企業100社(商社など)の社員さんが対象のようで、優待内容は各企業によって様々のようです。

皆さんも今後海外送金をする際には、

・三菱、みずほ、新生銀行は使わないこと。
・SMBC Prestiaでご自身のお勤め先が優待企業かどうかを確認。


をしていきましょう。

関連記事

【第6回】オフショアの資産管理口座をご紹介します。

こんにちは、河合です。 それではオフショアの資産管理口座をご説明します。 オフシ

記事を読む

【第963回】FXでお金を失ったものの、海外積立(3.5%金利保証プラン)を始めました。【岡山県 会社員 40代前半 男性】

こんにちは。河合です。本日はFXで資産を失った方の投資事例です。まとまった資金はなくなってしまったも

記事を読む

【第810回】株が下落すると、相場と相関性の低いオフショアファンドの投資ニーズが増えます。【広島県 フリーランス 30代後半 女性】

こんにちは。河合です。中国恒大集団をキッカケに中国不動産バブルの崩壊が始まりましたね。相場の下落時に

記事を読む

【第352回】スイスプライベートバンクをやめて、オフショア資産管理口座経由で投資された理由とは?【北海道 開業医 50代後半 男性】

こんにちは。河合です。本日はスイスプライベートバンクとも日本で面談をした結果、オフショア資産管理口座

記事を読む

【第788回】元本確保型ファンドではなく英国高齢者住宅ローンファンドを選んだ理由とは?【大阪府 会社員 50代半ば 女性】

こんにちは。河合です。本日は元本確保型ファンドと比較検討して、他のファンドを選んだ事例をご紹介します

記事を読む

【第1022回】紹介から元本確保型ファンドへの投資をされました。【埼玉県 獣医 50代前半 男性】

こんにちは。河合です。本日は紹介から海外投資を始められた方の事例です。日本にあるファンドしか聞こえて

記事を読む

【第488回】セミナー後面談から元本確保型ファンドなどへUSD125,000(約1400万円)投資されました。【東京都 会社員 40代後半 ご夫婦】

こんにちは。河合です。初めての海外投資が今回の元本確保型ファンドだったという例をご紹介します。201

記事を読む

【第520回】元本確保型ファンドへ投資された方が、最新の元本確保型ファンドへも追加投資されました。【東京都 会社員 40代後半 男性】

こんにちは。河合です。前回の元本確保型ファンドへ投資された方が、また新たに追加投資で今回の元本確保型

記事を読む

【第28回】 沖縄でのアーリーリタイアメントを目指してオフショア投資された事例です。【兵庫県 公務員 40代前半 男性】

こんにちは。河合です。 本日は沖縄の公務員の方の事例をご紹介します。沖縄とご紹介しましたが

記事を読む

【第824回】FPI社Premier満期金をそのままオフショアで海外固定金利商品にしました。【新潟県 会社員 70代前半 女性】

こんにちは。河合です。本日は弊社古参会員さんの海外積立満期金を海外固定金利商品にした事例です。現在日

記事を読む

  • 『最新投資情報』と『オフショア 投資情報』を具体的なファンド名を用いて公開中。

    メールアドレスを入力後
    『登録』を押してください。

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら
  • k2-holdings.jpg
    k2-investment.jpg
    k2-assurance.jpg
    k2-partners.jpg
    k2-partners.jpg
    goldmember_banner.jpg
    生命保険相談バナー
  • follow us in feedly
  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら
PAGE TOP ↑

無料相談は
こちら

無料LINE相談は
こちら