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【第76回】私と同い年(33歳)の経営者が月50万円(25年)の海外積立投資を始められた事例です。【東京 経営者 30代前半 男性】

こんにちは。河合です。

 

本日は私と同い年(33歳)の経営者が、月50万円を25年間の海外積立投資を始められた事例です。

私としても同世代が活躍していて、その上で私もお役に立てることを嬉しく思っています。

くどいようですが、ご本人からは了解をいただいて、本人と特定できないことを前提にご紹介させていただいています。

【東京 経営者 30代前半 男性】

この方との出会いは、もう2年も前のことでした。

私が親しくしている会計士先生の顧問先企業で、そのオーナーが海外資産を活用した運用先を探していることで、 私を紹介していただけました。

私と同い年の経営者ですから、感覚は当然のようにグローバルです。

主な経営は日本国内でしていますが、色々な事業を海外でも並行して立ち上げているというイメージですね。

我々の世代では、日本国内だけで事業を行う事自体がリスクとなることを知っています。

主に以下の様なリスクですね。

・デフレ化の消費者として可能性のなさ

・限られた商材の中からの過当競争

・円安による相対的収益の低下

・日本国家破綻時の需要の低下 です。

サラリーマンだとその責任は経営者に委ねていれば諦めがつくものですが、社員を抱える経営者であれば、これらのリスクに対し自らが変革を求め、社員を先導していかなければいけないと固く思っているところでしょう。

ちなみにこの方、既に12社ほど会社を運営。社員は50名ほどいます。

さて2年前に海外の資産運用をご相談されたのですが、実際この2年間はオフショア投資を実践されていませんでした。

事業をたくさん抱え、国内外の収益体制を築いていたのでしょう。 私が久しぶりにお会いした時には、その間にもいくつもの事業(会社)が立ち上がっていて驚きました。

私も結構励んできたつもりですが、やはり「覚悟」がある方はガッツリやるものだな、と。

ビジネスとは関係なく、私自身もいい刺激になります。

さて今回もテーマの資産運用ですが、若い事業経営者にありがちな「何もしていない」という状態でした(笑)。

ご自身の本業で忙しいこともありますし、ご自身の事業への投資による利回りも大きいので、なかなか自分が稼いだ後のお金にも働いてもらおうという概念はないものです。

しかも我々Y世代(X世代=バブル世代の次の世代という意味)は、バブルも知りませんから、金利をつく時代を知らないわけです。

そんな中、学校でも教わらない資産運用についてなど知る機会がないのです。

ということで、この方もたっぷり預貯金、タンス預金があります(笑)。

ペイオフは最近のトピックだったので、銀行預金はいくつかの銀行に1000万円ずつ分けてあります。

それでも預けきれなかった資金を貸し金庫に現金をそのままタンス預金として預けてあります(笑)。

まずはその辺りの資金を運用しようということで、2000万円を以下のファンドに。

英国学生寮ファンド:GBP 65,000(約1000万円)

コモディティ系ファンド:USD 50,000(約500万円)

ブリッジローンファンド:GBP 32,000(約500万円)

 

次にご自身と奥様それぞれの今後の収入から、海外積立投資を開始。

本人:USD 5000(約50万円)×25年

奥様:USD 1125(約11万円×25年

本当は年間の余剰資金からするとゆうに月100万円は積立ができるということだったのですが、新規事業を色々されていて、そういったリスクもあるということで、少なめに見積もって月50万円にされました。

私が振り返るに、今回高額の海外積立投資をスタートするにあたり、考えるポイントとなったのは以下の4点だと思います。

1)昨年の余剰資金(年間の税引き後所得から普段の生活費など支出を引いた額)が年1200万円以上あった。

2)海外積立投資の減額&積立STOP&一部引出しは2年経過後からしかできないので、最低でも2年間は積立が続けられる金額。3)事業などで資金が必要になったとして、最初の2年間分(月50万円であれば1200万円)くらい25年後(老後)に残しておかなければ、逆にその後どうやって生きていくのか?

4)最悪のケースとして、2年経過後にも解約手数料を支払えば、最初の2年間積立てた分も返ってくる。

いつでもいい面ばかりではなく悪い面と最悪のケースも想定しておくと、安心して長く積立ができるというもの ですね。 この辺りはビジネスと同じだと思います。。

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