【第4回】いつでも投資できるオフショアファンドをご紹介します。
公開日:
:
最終更新日:2024/12/08
通常メルマガ(事例など) 3A Commodity Fund, オフショアファンド, コモディティ, ヘッジファンド, ポールソンファンド, ミューチュアルファンド, 野村證券
こんにちは。河合です。
それではいつでも投資できるオフショアファンドをご紹介します。
オフショアファンドにも2種類あり、「ミューチュアルファンド」と「ヘッジファンド」があります。
「ミューチュアルファンド」は要は投資信託のことです。
「買い」しかできませんので、相場が上がらない限り利益がでません(「空売り」はできません)。
また今や国内の証券会社のどこでも、だいたいある程度のファンドが購入できるので、海外に送金してまでオフショアのミューチュアルファンドに投資する妙味というのはかなり薄いです。
しかし妙味が大きいのが「ヘッジファンド」。
ヘッジファンドは「ヘッジ(空売り)」をしながら運用するので、下げ相場でも利益が出せます。
ヘッジファンドは残念ながら日本国内ではほとんどなく、あったとしても、いつでも売買できるよう オープン(継続投資)型ではなく、クローズ(単位)型というのがほとんどです。 先日もオフショアでは代表格の「ポールソンファンド」が野村證券で販売されていました。
オフショアではこのようなヘッジファンドが、毎月1回売買できるようになっています。
それではオフショアのヘッジファンドを一つご紹介しましょう。
本日は3A Commodity Fundというファンドです。
STEP1)
まずはこちらのURLをクリックしてください。
STEP2)
上方の「Fund of Hedge Funds」というところをクリックします。
STEP3)
今日見ていただきたいのは「3A Commodity Fund(USD)」なので、そこをクリックします。
STEP4)
「Disclaimer」が出てくるので、一番下の「Accept」をクリック。
STEP5)
次のページにすべてのデータが出ていますが、月次レポートが一番見やすいので、一番下までスクロールして、「Monthly Report」の下の「3A Commodity Fund(USD)」をクリックし、ダウンロードします。
このファンドはコモディティ(商品)で運用しているヘッジファンドです。
コモディティ(商品)とは、原油や金、プラチナ、穀物などの資産のことです。
限られた資源を新興国が大量に消費しているので、どんどん価格が上がってますね。
あなたは、コモディティ資産を持っていますか?
右上の2004年からの「Performance Chart」を見ると、一番上がこのファンド、下二つがヘッジファンド全体の平均と、コモディティ価格の平均価格の推移です。
次に真ん中の「Monthly Return」を見ます。
毎月の数字と共に、一番左の「Year」というところに、毎年の年間パフォーマンスが出ています。
2004年から2009年(昨年)まで毎年プラス、多い年で40%も上がっています。 これを年間平均で見るためには、上の「Performance Figures」を見ます。
この一番下「3-year」というのが3年間の年間平均。
+17.50%です。
「Since inception」つまり開始以来からのトータル収益は+71.04%です。
このファンドの購入条件は一番下の「Administrative Information」を見ます。
ここの一番上に「Minimum Subscription」とあり、右手に「USD 10,000」とあります。
つまり10,000米ドル(約90万円)から投資できる、という意味です。
「ヘッジファンドは1億円からしか購入できないんじゃないの?」 というご質問を多くいただきます。
たしかにオリジナルの「ポールソン・ファンド」のように1億円からしか投資できないファンドもありますが、しかし現実は、このような小口から受け付けてくれるヘッジファンドもあります。
このファンドはあくまで一例で、このようなヘッジファンドがたくさんあります。
もちろん一口でヘッジファンドといっても、いろいろな戦略があるので、同じヘッジファンドでも 分散して持つことも大事です。
あなたは、ヘッジファンドという資産を持っていますか?
先程のコモディティと同様に、運用資産の一部に必ず必要な資産です。
まだ持っていなければ、これから少しずつ入れていきましょうね。
次回はヘッジファンドの種類と、ヘッジファンドの資産運用における役割をご説明します。
関連記事
-
-
【第140回】金融マンが海外積立投資をされた事例です。【千葉県 金融マン 20代後半 男性】
こんにちは。河合です。本日は金融マンが日本国内ではなく海外で積立投資を始められた事例をご紹介します。
-
-
【第856回】海外積立かインデックス型海外終身保険か?【愛知県 専業主婦 30代後半 女性】
こんにちは。河合です。本日は海外積立の追加契約を希望された方が、インデックス型海外終身保険にされた事
-
-
【第1101回】アテナベストから弊社へアドバイザー変更(FPI)した後の投資先です。【東京都 会社員 50代半ば 男性】
こんにちは。河合です。本日は他社から弊社へアドバイザー(IFA)変更をされた方のその後の投資事例です
-
-
【第907回】I社のオフショア資産管理口座でファンド乗換するとこうなります。【東京都 会社員 50代後半 男性】
こんにちは。河合です。新しいオフショア資産管理口座をご紹介したところですが、本日は結構前に使っていた
-
-
【第917回】米国株へ投資するかオフショアファンドへ投資するか?【三重県 経営者 40代後半 女性】
こんにちは。河合です。本日は2年前からオフショア投資されている方が、株式調整局面の今年、米国株へ投資
-
-
【第430回】F社積立からUSD233,000をオフショア資産管理口座へ引き出し、オフショアファンドへ投資されました。【徳島県 開業医 50代前半 男性】
こんにちは。河合です。本日も積立の一部解約からのオフショア投資事例です。昨日の方と同様、積立内では2
-
-
【第18回】オフショア投資の事例です。 【東京都不動産経営者 70代前半男性】
こんにちは。河合です。 本日は私のクライアントの中で最もご高齢の方の事例をご紹介します。
-
-
【第1125回】新海外固定金利商品ではなく元本確保型ファンドを始めました。【大阪府 開業医 40代前半 女性】
こんにちは。河合です。本日も海外進学アドバイザーの弊社パートナーからの事例提供です。K2 Partn
-
-
【第42回】5000万円一括のオフショア投資の事例です。【北海道 会社経営者 60代前半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は地方にお住まいですが、海外の不動産を所有されている方の事例を
-
-
【第609回】初めての海外投資で元本確保型ファンドへ600万円投資されました。【東京都 IT企業社長 40代前半 男性】
こんにちは。河合です。本日は初めて海外投資をされた方の事例です。2017年から問合せいただいてました
- PREV
- 【第3回】オフショアの元本確保型ファンドです。
- NEXT
- 【第5回】ヘッジファンドの種類と役割です。